日々のかけら

このままじゃおかしい!イヤだー!と思い立ったらいつのまにかさとう式リンパケアインストラクターになっていました。そこからまた色トリドリで味わい深く見えてきた、そんな私の日々のかけら達です

2020④

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歩いていると たまに

脈絡なく過去が頭の中をよぎる

嬉しいや悲しいを伴う感情の記憶ではなく

ただの出来事

 

あの頃の感情が思い出されるのではなく

そのままあの時の感覚が身体に落ちてくる

味わっている

 

それは思い出すのではなく

そのままその時にいることで

あの時が今この瞬間にある

 


今があの時

だとしたら

確かに今にあるためには

今を確かに味わうためには

感情じゃなく感覚を味わえばよい

 

あたたかい/つめたい

かるい/重たい

まるい/とがってる


気づかなくても身体は必ず感じてる

耳を澄ませて

目を閉じて見つめて

 

私には見たことがない星空の記憶がある

いや、星空

雄大な自然の中で、とかでないなら

ほぼほぼ一緒でしょ?

 

そうかもしれない

いつか見た私の星空かもしれない

 

でもしんとして静かで夜の底

お昼間はぬるい春の光だったけど

夜は花冷え

頭も心も透き通っている

落ち着いている

 

その感覚を伴う星空の記憶は

私のものじゃない

あの子が見た星空

きっと時空はつながっている