1979年小栗栖小学校1年3組3学期 ある日の休み時間は完璧だった 「なんかみんないいなぁ」 ロッカーに腰掛けておしゃべりしてる子 走り回って鬼ごっこしてる子 一人机で本を読んでいる子 陽だまりの教室で 楽しかったりうかなかったり それぞれがそれぞれに光…

「えみちゃんはえみちゃんやからええんやで えみちゃんはそのままでいいねん」 と言ってくれた9歳の親友は 18歳になるちょっと前に逝ってしまった あれから ぽかんと空いた空間に薄く膜が張っていて 何かできることはなかったのか 何も出来なかった私は悲し…

雪溶けの季節 内なる橋を渡って 自分を導く 私の世界 私の平和 私の王国を目指す 新しいことはこわいけど 何があっても 大丈夫 あなたは愛されています 凛々しく顎を上げて ゆだねていく ☆☆☆ 春分 草木が芽吹き出す 本能を呼び覚ます時 じっくりと感覚を味わ…

明るい瞳で見る こちら側だけからでなく あちらからもそちらからも 相手を変えるのではなく 自分はどうあるか どうするか 自分の在り方を美しく変える 明晰な瞳で しっかりと どこへ向かうか決める 陽気な気分をまとって ☆☆☆ 陽の気を取り入れる 明るいあた…

嬉しい歌を歌おう 自分だけの 混沌の海の中響き渡る静謐で明るい 何も見えない先に進むのは恐いけど 懐中のキラリ刃 邪な余白を取り除いて 際立つ私が立ち上がる 忘れてきた物語を取り戻しにいく 鳥のように 鯨のように 飛び立つ 舞う ☆☆☆ 3月の魚座新月は一…

あるグループの中に たまたまいつもいるメンバーじゃない人がいてその人を考慮せず話が進んでいく そわそわする 話の流れも あの人がこう言って この人がこう受けて 大団円にそう落として っていうの イーッってなる 予定調和が嫌いです その界隈でのみ流行…

どの道も宝島へ続く その道の一歩一歩 あなたがまっさらの瞳で見直してみたら あちらもこちらも花吹雪 ほら 宝箱はもう手の中 受け取るって決めて 感覚を研ぎ澄ませて その兆しはあちらこちらに あなたは生まれたその時から その素晴らしさを受け取るに値す…